文具パトロール

疫病退散：アマビエチャレンジ

病を除ける妖怪：アマビエ
その姿は　京都大学付属図書館に残されている1846年の瓦版の絵が唯一だそうです
その絵を元にいろんな方が自分なりの解釈で思い思いのアマビエを表現しています
コロナ禍の中　それぞれのアプローチが違っても疫病の終息を願う気持ちは一つ
素敵な取り組みだと思います　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そこで当店も挑戦！

オオイシ文具店のアマビエが完成しました


「アマビエの姿を描いて人に見せると疫病が鎮まる」という伝説
このキャラクターがポストカードやメモやTシャツとして皆さんの目にふれる事で
笑顔を呼んですこしでも楽しいとか癒されてくれたら物語も少しは成就するのかもしれませんね
外出や移動の自粛で人とのふれあいもできにくくなっていますがアナログに戻って手紙を書くのも
良いかもしれません　　先が見えず世界中が不安をかかえています
私自身 何もできませんが文具の仕事を通してほんの少しでも人の気持ちが明るくなったら幸いです

ぬりえ付のメモ・ポストカード　本日５月２１日より販売開始しました

　　　メモ（100×135　５０枚綴）　￥２７０+税　　　　　　　　　ポストカード　￥１５０＋税　
それぞれアマビエは本体４色に地紋は白と黒の２色あり組み合わせで全８種類づつあります
　　　　　

Tシャツ　5月30日発売







　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

キャラクターを決めるにあたって
絵を元の画にリアルに近づけると怖いし　可愛くデフォルメしすぎるとソレではなくなってしまう
幾つもデッサンを繰り返し 途中では曲線を綺麗にまとめていたらペンギンになってしまったり
正面顔にしたり目を丸くしたらパックマンのモンスターのようなガチャピンのようなになってしまったり・・
初心に戻って基本スペックは絶対に守ろうと元画の特徴から必須条件をリストアップしました
　　　横顔・長髪・四角い目・口ばし・魚のエラのような耳・鱗の身体・３つのヒレ足

配色も難しく悩んでいるうちにどれも捨てがたく４パターン作りました
１体１体を赤系のモノや青系のモノと分けてしまうと単体作品で見た時に色の片寄りが気になるので
単体で見た時にもそれぞれが主役になれるようにしました　４体を並べても成り立つ色バランス
口ばしとほっぺの組み合わせは４体ともダブりません 鱗服のストライプ配色も同位置にかぶりません
遊び心で１体だけ目を閉じた表情にしました（基本から外れていますが並べた時に面白いので）　
夜の海から光って現れたというストーリーも盛り込むべく地紋には和柄の波模様を入れて高級感！
かわいいだけではなく飾っておくと 何かご利益ありそうな（笑）お守りの様なお札のような雰囲気
もだしたかったのでそんな感じが伝わればうれしいです
ご利益と言えば過去に当店で招き猫のキャラを作った事があり同じタッチ（同じ人が考えると同じですね（笑））
のデザイン猫があったので裏面に入れました　これで疫病は退散するわ　開運は招くわ　最強です
見ようによっては ちょっとエキゾチックでどこかの国の洞窟の壁画ぽくもなりました（笑）　雰囲気が
サッカーのエンブレムぽくも（あっ！あれも３本足でしたね）　仮面ライダーのショッカーマークぽくもあります
落款印も小文字アルファベットとちょっと斬新なアイディアを入れ実際に押したようなかすれもあり
自分がOishiと英語でサインをする機会にはiの点を楕円の丸で書いているので自分らしさも入れ
完成！　５月９日にアマビエの存在を知りデザイン完成まで毎日アヒル口の人魚とにらめっこでした
デザインは本体４色と地紋２色との組み合わせで色違いの８種類が出来ました
結果　他に類を見ない独自の雰囲気のアマビエになりました